世にあまねく満ちる女性たちの煩悩を晴らすため、魂のシャウト再び! 煩悩の「煩」に、断捨離の「捨離」、子供の「子」で結んで煩捨離子、52歳。彼女がバスガイドを務める「煩悩バス」には、今日も全国の女性たちから「煩悩」が訪ねて来る。煩悩の恨み節に耳を貸し、彼女たちが腹の底に抱えた悩みや怒りを成仏させてあげるのが捨離子の仕事…のはずが、強すぎる感受性と責任感により、彼女は毎回煩悩に憑依されてしまう。捨離子の身体を借りて溜まりに溜まった鬱憤をヘビメタでシャウトする煩悩たち! 果たして捨離子は百八つの鐘を鳴らして、煩悩を浄化させることができるのか? …荒唐無稽な設定の影に潜んだ、女性のあるあるネタが共感を呼んだ新感覚コメディの第二弾。再びのご乗車、ありがとうございます。